栄養士のコーナー

管理栄養士のコーナー(旧)

2014年5月お料理教室ご報告

5月の料理教室は『スィーツ付きレシピ』
お話は『食品添加物~飲み物編~』でした。

添加物には、化学的に合成された合成添加物と、自然界の植物や海藻、昆虫、細菌などから抽出された天然添加物とがあります。そして、合成添加物は2つに大別されます。1つは「自然界にまったく存在しない化学合成添加物」もう1つは「自然界に存在する成分を真似て化学合成されたもの」です。自然界に存在しない合成添加物はある意味でプラスチックと同じです。環境中で分解されることはなく、また、人間の体内でも分解されません。 食品の製造、保存などには都合の良いものですが、消費者にとってはほとんどメリットはありません。
ゼロキロカロリー飲料を初めとする、カロリーを控えめにしている飲料には合成甘味料が使用されています。合成甘味料のアスパルテームは砂糖の180~200倍の甘みをもち、脳腫瘍との関連が指摘され、動物実験では白血病や悪性リンパ腫をおこすことがわかっています。またアセスルファムKは肝臓にダメージを与えたり、免疫力を低下させたりすることがわかっています。

調理の様子
完成

トマト煮込みは栄養豊富なセロリの葉っぱまで食べられるレシピ。お肉もやわらかく仕上がるので、2歳になる子までパクパク食べていました。 キャベツのスープ煮はシーチキンからいいおだしが。ささっとできる野菜副菜でオススメです。 青梗菜のマスタード和えには干し椎茸を茹でて使用します。干し椎茸が調味料を吸って味にアクセントをつけてくれるので塩分が0.5gでも味気なさを感じない一品でした。 米粉のシフォンケーキは作り始めてからオーブンに入れるまで約15分の簡単スィーツ。しっとりフワフワな食感で甘さも控えめなので何個でも食べられそうでした。

次回の料理は 「一汁三菜レシピ」 お話は「食品添加物②」について。
6月11日(水)、6月14日(土)に開催予定です。
興味のある方は受付にお声をおかけください。

試食の様子

2014年5月25日

2014年お料理教室のご報告一覧へ戻る

栄養士のコーナートップへ

上部に戻る