管理栄養士 豊川夏絵のコーナー
管理栄養士がアドバイス
身体の内面からの健康づくりを食・栄養面からサポート。
患者様1人1人のライフスタイルに添った食事改善プランを考えます。
高血圧や糖尿病、その他様々な生活習慣病は食生活を改善する
ことで良くなります!
管理栄養士に相談して健康を手に入れてみませんか?
食物アレルギー
各種食物アレルギー、離乳食などの相談も受けております。
お料理教室
月2回程度、健康と栄養バランス(特に塩分)をテーマにしたお料理教室を開催しています。
どなたてもご参加できます。詳しくは下記お知らせをご覧ください。
お料理教室&旬の食材紹介 2012
お料理教室のご案内と毎月旬の食材とその栄養素についてご紹介します。
3月旬食材紹介:ジャガイモ
春はすぐそこまでやってきていますね。
これから出回るのは新ジャガ、新タマ、春キャベツなど野菜売り場が華やぎます。今月は新ジャガについて紹介しようと思います。
ジャガイモは世界でもっとも多く栽培されている野菜です。日本へは16世紀にオランダ人によってジャワのジャガタラ(現在のジャカルタ)から伝わったため当初「ジャガタライモ」と呼ばれていたのが略されて『ジャガイモ』となったと言われています。
主成分はでんぷんですが、ビタミンB1、C、食物繊維なども多く含み、他のイモ類に比べてカロリーも低いので茹でて食べる分には肥満を気にせず食べられます。 またカリウムの王様と呼ばれるほどカリウムの含有量が多いため、「大地のりんご」と呼ばれたりします。カリウムは高血圧や腎臓の機能低下で尿が出にくくなっている場合にも有効です。
注意すべきことは腎炎などでカリウムの摂取を制限されている人は多くを食べるのは避けてください。
その他ゴマには女性に嬉しい働きも。ミネラルやビタミンEが豊富なこともあり、肌をなめらかにし、若さを保つ働きもあります。頭髪の健康を保つ作用もあり、抜け毛予防や白髪になるのを遅らせてくれます。こういったゴマの効用を得るには毎日大さじ1杯を目安に食べることと、少量でも毎日とることがポイントです。
余談ですが、先日当院で手洗い研修会をしました。
普段から衛生面に気を配っている私たちですが、ブラックライトに照らし出された手を見て仰天!!

みなさんも手洗いの時は爪の周り、親指の付け根、手首(洗い残しが多い箇所)まで入念に洗うようにこころがけましょう。
2012年2月23日
2012年2月のお料理教室のご報告です
2月の料理教室は『食生活を見直しておいしく食べましょう』
お話は『脂質異常症について』でした。
『脂質異常症』とは血液中にコレステロールの濃度が高くなった状態のこと。普段から食べ過ぎる、肥満体、糖尿病、喫煙者、運動不足の人は危険性が高まります。放っておくと動脈硬化になって脳梗塞、狭心症、心筋梗塞へと進行。
現代では4人に1人が動脈硬化疾患で亡くなっています。脂質異常症は自覚症状がない場合がほとんどなので、定期的に検査を受けて主治医の指導を受けましょう。自分でできる予防法としては運動する、普段の食事を見直す、禁煙するなどがあります。普段どのような食事にすれば良いのか簡単にご紹介します。
①肉の量を控えて野菜でボリュームアップ
②食物繊維をたっぷり取りましょう
③1日1回は魚の料理を
④大豆製品を毎日食べましょう
⑤抗酸化物質を含む食品を積極的にとる
今回のグラタンは豆腐ソースだからとっても低カロリー。バターや小麦粉を使わないので乳・小麦アレルギーの人にも嬉しいレシピでした。
次回のテーマは「減塩の食事」です。「薄味にするってどんなもんぇ?」とお思いの方、次回の料理教室に参加して薄味(1日塩分6g未満)を味わってみましょう!!
来月は3月14日(水)17日(土)に開催予定ですので興味のある方はお早めにクリニック受付にお声をおかけください。
2012年2月23日
2月旬食材紹介:ゴマ
ゴマが身体に良いということは皆さんもご存じかと思います。
今月はゴマの働きについてご紹介したいと思います。
ゴマには白ゴマ、黒ゴマ、金ゴマの3種類がありますが、食用に用いられるのは主に黒ゴマで薬効も高いと言われています。金ゴマは3種の中でも香気が高く、懐石料理などに用いられています。
ゴマの魅力は高品質のたんぱく質を多く含むことです。なかでも必須アミノ酸のメチオニンが含まれているのが特徴です。これは肝機能を正常に保つために働く成分です。
他に鉄分やカルシウムも多く含んでいるので、鉄欠乏性貧血なのにレバーが苦手の人や、カルシウムを摂取したいけど乳製品が苦手な人にはお勧めの食材です。
注目の栄養成分としては『セサミン』。セサミンは胃腸で分解されずに、肝臓につながっている門脈で吸収されるので肝機能の強化に有用です。またアルコールの分解を促進する 作用があるので、酒の肴にゴマを使用した物を食べると二日酔いを防ぐことができます。
その他ゴマには女性に嬉しい働きも。ミネラルやビタミンEが豊富なこともあり、肌をなめらかにし、若さを保つ働きもあります。頭髪の健康を保つ作用もあり、抜け毛予防や白髪になるのを遅らせてくれます。こういったゴマの効用を得るには毎日大さじ1杯を目安に食べることと、少量でも毎日とることがポイントです。
2012年1月25日
2012年1月のお料理教室のご報告です
2012年初めての料理教室は『年末年始に酷使した胃腸を労る食事』
お話は『逆流性食道炎について』でした。
『逆流性食道炎』←耳にしたことのある人も多いと思います。
どういった病気かというと胃酸が食道へ逆流して炎症を起こすという病気。原因はストレスや嗜好、生活習慣など様々。
つまりどんな人でもなり得る病気です。特に年末年始は忙しく疲れ(ストレス)も溜まりがちに。その上、クリスマス、お正月、忘年会や新年会などで暴飲暴食が続き胃腸は思っている以上に弱っています。
胃腸が弱っている時に食べる物は?
ほとんどの方が「うどん」「おかゆ」を連想すると思います。確かにうどんやおかゆは消化が良い料理ですが、栄養的には偏っています。そこで胃腸の調子が悪い時でもバランスの良い食事を食べて早く元気になってもらおうと今回テーマに取り上げてみました。
1歳児も食べられるくらい柔らかいお肉とカブに仕上がりました。りんごゼリーはチビちゃん達にも大好評♪
柔らかい食事でもよく噛んで食べることが大切です。
次回のテーマは「食生活を見直しておいしく食べましょう」です。今年こそは食生活を改善しようとお思いの方、料理教室に参加してご自分の食事を見直してみませんか?
来月は2月15日(水)、18日(土)に開催予定ですので興味のある方はお早めにクリニック受付にお声をおかけください。
2012年1月25日
1月旬食材紹介:キョウナ(ミズナ)
キョウナはアブラナ科の葉菜で、関東では「キョウナ」、徳島では「ミズナ」と呼ばれています。
平安・室町時代から京都周辺で栽培されている、我が国独自に育った野菜です。9月から10月に種まきをして3ヶ月後から収穫できる野菜なので冬野菜です。
栄養的にはカルシウム、ビタミンCが豊富でカルシウム含有量はほうれん草の4倍、Cは約1.5倍も含まれています。鍋が増える季節、白菜と共にミズナも積極的に食べて風邪予防をしたいですね。
鍋に入れる時の注意点ですが、煮込みすぎると歯触りが悪くなり、ビタミンCも減少するので、鍋料理には最後に入れてさっと煮る程度にしてください。
食物繊維も多いので大腸がん予防や便秘の改善にも効果があります。
2011年12月24日