管理栄養士 豊川夏絵のコーナー
管理栄養士がアドバイス
身体の内面からの健康づくりを食・栄養面からサポート。
患者様1人1人のライフスタイルに添った食事改善プランを考えます。
高血圧や糖尿病、その他様々な生活習慣病は食生活を改善する
ことで良くなります!
管理栄養士に相談して健康を手に入れてみませんか?
食物アレルギー
各種食物アレルギー、離乳食などの相談も受けております。
お料理教室
月2回程度、健康と栄養バランス(特に塩分)をテーマにしたお料理教室を開催しています。
どなたてもご参加できます。詳しくは下記お知らせをご覧ください。
お料理教室&旬の食材紹介 2011
お料理教室のご案内と毎月旬の食材とその栄養素についてご紹介します。
1月旬食材紹介:キョウナ(ミズナ)
キョウナはアブラナ科の葉菜で、関東では「キョウナ」、徳島では「ミズナ」と呼ばれています。
平安・室町時代から京都周辺で栽培されている、我が国独自に育った野菜です。9月から10月に種まきをして3ヶ月後から収穫できる野菜なので冬野菜です。
栄養的にはカルシウム、ビタミンCが豊富でカルシウム含有量はほうれん草の4倍、Cは約1.5倍も含まれています。鍋が増える季節、白菜と共にミズナも積極的に食べて風邪予防をしたいですね。
鍋に入れる時の注意点ですが、煮込みすぎると歯触りが悪くなり、ビタミンCも減少するので、鍋料理には最後に入れてさっと煮る程度にしてください。
食物繊維も多いので大腸がん予防や便秘の改善にも効果があります。
2011年12月24日
12月旬食材紹介:生姜
気づけば早いもので師走ですね。
インフルエンザの予防接種を受けに来る患者さんが増えてきたのと同じくらい、風邪の患者さんも増えてきました。
そこで今月は身体を温めてくれる生姜を取り上げたいと思います。
煮魚、お寿司、生姜焼き、生姜湯、ジンジャエールなど色々な食べ物に使われている生姜。みなさんはお好きでしょうか?
生姜の辛みはジンゲロンやショウガオールといった成分による物です。これらには優れた殺菌力があり、食中毒の予防に有効です。新陳代謝を活発にし、発汗作用を高める働きもあります。さらに、内臓の働きを活発にしてくれるので胃液の分泌を促進し、消化吸収を助けてくれたりもします。特に腎臓ではこれらの成分の保温作用によって、冷えから来る腎盂炎や膀胱炎に効果的だといわれています。
その他、吐き気止めやたん切り、せき止め、冷え性の改善、神経痛の緩和などに効果があるということです。
私自身も冷え性なのでこの冬は生姜パワーで身体を芯から温め、元気に過ごしたいと思います。
2011年11月21日
2丁目クリニックお料理教室のご報告
11月15日火曜日、西新町2丁目クリニックのお料理教室に参加させてもらってきました♪
明るいキッチンスタジオに私を含め計4名の参加者さん達と管理栄養士の宇野さんと楽しい一時でした。
普段は料理教室を行っている側ですが、参加してみるとまた違った目線から新しい発見があるので新鮮でした☆
管理栄養士さんがしている料理教室に参加してみて、更にやる気がわいてきました。
これからもよりよい教室にしていこうと頑張りますので皆さんよろしくお願いします。
m(_ _)mペコリ
2011年11月21日
11月旬食材紹介:シイタケ
ハウス栽培が多くなり、旬がわかりにくくなっているキノコ類ですが、
自然界ではやはり秋が旬のキノコ。今月は数あるキノコの中でも一番ポピュラーで栄養価の高いシイタケについてお話したいと思います。
シイタケには深みのあるうまみがありますが、このうまみの素がグルタミン酸(アミノ酸)です。新陳代謝を促進し、脳の栄養素として欠かせない物質で老化防止に効果があります。また、腸内の余分なコレステロールを排出する食物繊維も豊富で動脈硬化、脂質異常症、便秘などの予防に適しています。シイタケに含まれる食物繊維はキノコ特有のものでβグルカンと呼ばれる不消化性多糖体です。このβグルカンは直接ガン細胞に働きかけるのではなく、身体に備わっている免疫機能を活性化させてくれ、その結果としてガン細胞を退治したり増殖を抑制したりする成分です。
新鮮なシイタケは裏が白く、薄い膜が張っているものです。軸が太くて短く、薄茶色で肉厚のものを選びましょう。
注意すべき点としては、シイタケはアレルギー体質の人が食べると、さらに症状を悪化させることがあるので気をつけてください。特に生焼けのシイタケには要注意です!
余談ですが、先月(10月の連休)も神山へ行って参りました。ちょうどトリカブトの花が見頃で綺麗だったので写真をアップします♪

この花の根っこは『ブス』と呼ばれ、不細工な様を現す『ブス』の語源になっているそうです。
2011年10月20日
10月旬食材紹介:鮭
紅葉が楽しみになってきた今日この頃、美味しくなるのは鮭。
今月は鮭についてお話しようと思います。
鮭は身が赤いですが、赤身魚ではなくなんと『白身魚』です。
赤い理由はアスタキサンチンというカロチノイド色素のためで、活性酸素に対する抗酸化作用があることで知られています。鮭は白身魚にしては脂質が多めです。この脂質はIPA(イコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を豊富に含んでいます。これらの脂質は血栓を予防し、血管を拡張する作用のほか、血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす作用もあります。
つまり動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中、高血圧といった生活習慣病の予防にも役立ち、その上、ガンの発生を少なくしたり、転移を制御したり、抗ガン剤の副作用を軽くする作用もあると言われています。
嬉しい作用が盛りだくさんの鮭の脂質を落とさず食べる調理法としては、アルミホイルで蒸し焼きにしたり、小麦粉をつけてムニエルにしたり、揚げ物にする他、汁ものにして残さずすべて食べるというのも手です。
注意点としてはアレルギー体質の人が鮭の皮やイクラを食べ過ぎると湿疹が出ることがあります。アニサキスという寄生虫がついている場合がありますのでお気をつけください。
身体に嬉しい食材ですが、高血圧の方は塩分が多いので塩鮭の食べ過ぎは要注意です!!
2011年10月1日
9月旬食材紹介:梨
暑い日が続いておりますが、太陽の光が秋色に変わってきたと思いませんか?
風が秋風に変わる頃に旬を迎えるのが『なし:梨』です。
梨は日本梨、中国梨、西洋梨の3種類に分けられ、どの地域でも栽培の歴史は古く日本でも馴染みの深い果物です。
梨の主成分は約90%が水分で、たっぷりとした果汁に加えリンゴ酸とクエン酸の爽やかな酸味もあり、水分補給や夏バテ気味の疲労回復に役立ちます。
梨には蛋白分解酵素があり、肉類の消化を助けます。また、果肉のざらざらした舌触りは、石細胞によるもので、これが便秘解消に効くと言われています。このことから、繊維質の少ない肉料理の付け合わせや食後のデザートに、積極的に食べたい果物と言えます。
漢方では梨は熱を下げ、肺を潤して咳や痰を鎮める作用があるとしています。この解熱作用は、身体を冷やすことにもなるので妊産婦や冷え性の人は食べ過ぎに注意が必要です。
しばらく暑さは続くので、シャキシャキっとした梨を食べて暑さを乗り切りましょう!!
2011年9月1日
8月旬食材紹介:タコ
タコの特徴はタウリンをたっぷり含んでいることです。タウリンは魚介類に多い成分で血圧やコレステロール値を下げるので高血圧や血管障害(脳卒中、心臓病)を防いでくれます。
その他ビタミンB2やナイアシン、ビタミンEも含んでいます。ナイアシンは糖質や脂質の代謝をし、脳神経の働きを助けて血行をよくしてくれるので、食欲減退、不安感、冷え性、二日酔い、頭痛などを改善します。
ビタミンEは心臓病や脳梗塞、がんの予防に役立ちます。また血行をよくするので、血行障害からくる肩こり、痔、頭痛、しもやけ、冷え性の改善にも役立ちます。
調理のポイント:
丁寧に塩もみしてぬめりを取り、頭を裏返しにして墨袋を破らないようにして取り出してから元に戻します。茹でるときに大根おろしを加えて茹でると柔らかく仕上がります。
注意すべきこと:
タコは食べ過ぎると痒みが出ることがあるので、過敏体質の人は注意が必要です。スーパーで売られているタコの刺身は色を良くする添加物が使われていることがあるので、気になる人は表示をよくチェックしましょう。
2011年8月1日
7月旬食材紹介:トウモロコシ
7月は私も大好きなトウモロコシについてお話しようと思います。
中南米原産のトウモロコシは世界三大穀物の一つです。
日本では野菜感覚で使われることが多いですが、南米では主食にされている重要な穀物です。 栄養成分の働きとしては主成分がでんぷんで、たんぱく質、脂質、糖質をバランス良く含んでいます。ビタミンB1、B2、Eが多く茹でても損失が少ないのがトウモロコシの特徴です。とくに胚芽の部分にはリノール酸が多いので細胞の酸化を抑え老化防止と動脈硬化の予防に有効です。不溶性繊維である食物繊維も多く、便秘解消、大腸がん予防にも効果的。ポップ種で作るポップコーンは食物繊維不足の人に嬉しい高ファイバー食です。
鮮度の低下が激しい食品で、収穫後、1日放置しただけでも栄養分も風味も半減してしまいます。したがって、買ったその日のうちに食べるようしましょう。
トウモロコシの話ではないですが、先日ビワを採りに行ってきました。大きな木に無数のビワがなっているのを見てテンションが上がりましたが、近づいて見るとクモの巣にハチ、アリ、その他虫達もビワに集まって来ていました。

虫達に負けじと頑張りましたが、20分が限界で終了。暑さと虫に負けました。(苦笑)
実は小ぶりでしたが頑張って採ったビワはみずみずしく乾いた喉を潤してくれ、大変美味しく感じました。
帰り際にはきゅうりの収穫もさせてもらいました。

毎回貴重な体験をさせてくれる友達に感謝です。
2011年7月30日
たこやき風見学レポート
6月11日土曜日、佐古5番町にある自然食品店ぱんぷきんさんへ行ってまいりました。
毎週土曜日に店頭で『たこやき風(卵、小麦粉、たこ不使用)』を焼いて売っているということで、今回は見学に寄せてもらいました。 使用する生地には米粉、焼きだし、キャベツ、にんじん、食塩が入っており、たこの代わりに『しめじ』を入れます。
油には酸化しにくい『グレープシード』を使用し、家庭用のたこ焼き器で1個1個丁寧に焼いていました。

小麦粉の代わりに100%米粉でたこ焼きを焼くことは難しく、何度も試行錯誤を繰り返したそうです。
そして完成したのがコチラ!!!
外はカリっと中はモチっと。 非常に美味しいたこ焼き風でした。
お客さんの声としては
「食物アレルギーがあり、たこ焼きを食べたことがないので子供が喜んで食べている」
「子供がたこ焼き風に入っているニンジンだったら食べる」
など好評を得ているのも納得の味でした。
当院にも食物アレルギーに悩まされる患者さんがたくさん来院されます。食べ物に困らされている方達にこそ 管理栄養士としてお役に立ちたいと思っております。 今回の見学で学んだことを当院の患者さんにも還元すべく誰が焼いても成功するようにこのたこ焼き風レシピを確立したいと思います!
2011年6月13日
6月旬食材紹介:海老~えび
6月は日本人が愛してやまないエビについてお話しようと思います。
エビの種類は約3000種、色も形もさまざまです。患者さんから「エビはコレステロールが高いんだろ?」と質問を受けることがありますが、エビに含まれているアミノ酸でなかでもベタインは血中コレステロール値の上昇を抑え、糖の吸収を阻害する力があり糖尿病や脂質異常症予防に役立ちます。
また、タウリンも多くエビに含まれるコレステロールの影響を緩和する働きがあります。タウリンは高血圧が原因となる血管障害を予防する他、肝機能を高め解毒作用を強化したりコレステロールが原因となる胆石の予防に働きかけてくれます。ですので、エビに含まれるコレステロールは心配しなくても良いということです。
殻ごと食べるサクラエビはカルシウムが豊富なので骨粗鬆症によいとされますが、それ以上に殻と身にはアスタキサンチンが含まれ、発ガン抑制に役立つとされています。さらに殻に含まれるキチン質には抗ガン作用や、老化を抑え、腸内環境を正常化させ自然治癒力や免疫力を活性化させる作用もあります。
調理のポイント:
天ぷらやフライにするときは背わたを落とし、尾を切って水分をしごき出すと油がハネません。冷凍エビの解凍は水に浸すと臭いがとれます。腹側に切れ目を3筋ほど入れてから引っ張っておくと加熱した後、背が曲がったりしません。
注意すべきこと:
エビはアレルギー体質の人、蕁麻疹がよく出る人が食べ過ぎると痒みの出ることがあります
特に背わたはアレルギー反応を起こしやすいので注意してください。
2011年6月2日
5月旬食材紹介:鰹~カツオ
『目に青葉山ほととぎす初がつお』
眉山が桜のピンク色から新緑の緑色に変わってきましたね。
まさに青葉がまぶしい季節となってきました。そしてこの時期に旬を迎えるのが『鰹』です。
栄養成分としてはビタミンB12の含有量は魚肉の中でトップクラスです。悪性貧血の改善や神経のバランスを保つ役目をします。またナイアシンの含有量も多く、二日酔いや皮膚炎を予防したり胃腸の健康を守るのに役立ちます。
湿疹の出来やすい人は鮮度が落ちるとヒスチジンによって中毒をおこしやすくなるので生での多食を控えた方がいいでしょう。
他にはカルシウムの吸収をうながし、骨粗鬆症を予防するビタミンD、疲労回復や神経が正常に働くよう作用するビタミンB1、動脈硬化の原因となる過酸化脂質の分解を助けるB2なども豊富に含むほか、動脈硬化や血栓を防ぐなど、血液をきれいにする高度不飽和脂肪酸のIPAやDHAも含有しています。
血合いにはビタミンA、ビタミンB1、B2、B12、鉄分などがたっぷり含まれているので、頑張りがきかない人や気力がない人をはじめ、胃弱、病後や産後の体力回復に役立つので是非食べてみてください。
鰹を選ぶときのポイントとしては縞模様がはっきりしていて、えらが赤く、尾に近い部分の表面がざらざらしているものが鮮度が高いといえます。切り身を購入するときは鮮やかな赤身のあるものを選びましょう。
2011年5月6日
4月旬食材紹介:キャベツ
4月に紹介する食材はみなさんお馴染みのキャベツです。
我が国へは江戸時代末期に渡来したそうです。
キャベツ特有の成分として特徴的なのが『ビタミンU』別名『キャベジン』。胃腸粘膜の新陳代謝を活発にする働きがあり、胃腸のトラブル(胃潰瘍・十二指腸潰瘍)に強い味方となってくれます。また、肝臓に余分な脂肪が沈着して起こる脂肪肝を予防する働きもあります。
それと知られざる作用として、滋養強壮作用と健脳作用(惚け防止)があります。とくに老人性の健忘症に有効です。
老化にともなう足腰の弱りや耳鳴りなどの改善にも効果が期待できる野菜なので、高齢者の食事のメニューには最適の食材と言えます。
調理のポイントとしては、外側の緑色の濃い葉にはカロテンが多く含まれ、芯の部分には葉以上にビタミンCが多く含まれています。ですから外葉や芯は捨てずに、まるごと一個を使い切るつもりで調理すれば各種ビタミンをムラなくとることができます。
ちなみに私はキャベツで好きなのは生の芯です。焼き鳥についてくるキャベツ、焼き肉のキャベツが大好きです。
今、出回っているキャベツは芯も柔らかい春キャベツなのでたくさん食べて春先の強い紫外線対策としてビタミンCを多く摂取したいと思います。
みなさんは芯派ですか?葉派ですか?機会があればまた教えてください。
2011年3月23日
3月旬食材紹介:あさり
あさりは「漁る:あさる」から名前がついたように、春の潮干狩りの主役的存在です。身の太った2月~4月が旬と言えます。
栄養の特徴はタウリンを多く含むこと。これはアミノ酸の一種で血液中の余分なコレステロールを排除するため、動脈硬化を防いでくれます。また肝臓の解毒作用を助けて肝機能が正常に働くのを助けてくれます。
血圧が高い、中性脂肪が気になる、血糖が高い、肝機能が衰えている人にお勧めです。
あさりにはビタミンB12の含有量が貝類の仲でトップクラスです。
B12は葉酸と協力し合い悪性貧血を防いで神経系を正常に働かせる作用があります。また血液のヘモグロビンの成分になる鉄も豊富です。よって貧血気味の人や、痔の人、妊婦、授乳婦などに最適です。
あさりの砂抜き・見分け方~
あさりを美味しく味わうためには生きていることが必須です。とりたては砂を吸い込んだままなので『砂抜き』を必ず行ってください。よく水洗いした後、約3%(2カップの水に塩小さじ2杯くらい)の食塩水に数時間つけて常温で静かな暗いところへ置いておくと砂を吐き出します。 スーパーで購入するときは殻の模様が鮮明である物を選びましょう。
注意すべき事~
初夏から初秋のかけては中毒をおこしやすくなるので、十分加熱するなどの注意が必要です
梅の花もほころんで日差しも春を感じさせてくれます。お天気のよい休日などを利用して子供と一緒に潮干狩りに行ってみてはいかがでしょうか?色々な発見があるはずですよ。
2011年2月27日
2月旬食材紹介:ブロッコリー
原産国はイタリアを中心とした地中海沿岸で、アブラナ科の野菜です。
このアブラナ科の植物に多く含まれる『アクアポリン』という成分は肌をみずみずしく保つ注目の成分です。なんとコラーゲンより効果が期待できるとか。。。
本題に戻ります。ブロッコリーはキャベツの変種のカリフラワーを品種改良してつくられました。つまり、淡色野菜のカリフラワーママが緑黄色野菜のブロッコリーベイビーを生んだという事ですね。異色の母を持つブロッコリーにはビタミンCが豊富に含まれる他、カロテンや鉄分も多く含まれています。加えて食物繊維も豊富。食物繊維には動脈硬化予防、便秘予防に有効です。その他ビタミンEも多く、Cと共に皮膚に張りをもたせみずみずしい肌を作ります。
また、インスリンの効果を高めるクロム、胃潰瘍を予防するビタミンUと様々な栄養素を含んでいる点も特徴です。さらにすごいのはカリフラワー同様にイソチオシアネートという含硫化合物を含んでおり、発ガン物質を活性化する酵素の働きを妨げてくれます。
良いところだらけのブロッコリーですが、血栓症の人で「ワーファリン」を服用している場合は薬が効かなくなるので多食は厳禁です。ご注意ください。
選び方のポイントは中央がこんもりとしていてつぼみが小さく縮まっているものが良質。緑が濃い物は柔らかくて甘みもあります。調理のポイントはビタミンCの損失を少なくするためにも短時間ですませること。水にさらすと味も香りも低下するのでザルにあげて冷ましてください。重要ポイントとして、ブロッコリーに含まれる数々の栄養素の多くは茎に集まっているので捨てずに利用してください。
この冬は徳島県産ブロッコリーをたくさん食べて病気知らずのお肌つやつや健康美人になりましょう。
2011年2月1日
1月旬食材紹介:牛蒡
あけましておめでとうございます。
新年第一回目の食材紹介は黒くて、細くて、目立たないけれど、和食食材の代表格『牛蒡:ごぼう』を取り上げたいと思います。
牛蒡は皆さんご周知のとおり食物繊維の宝庫です。その食物繊維でもイヌリンという成分は腎機能を高め、利尿効果もあるといわれています。リグニン(食物繊維)という成分はがん予防や胆汁酸を吸着し排泄させる作用があります。これは消化されずに便の量を増やして腸の蠕動運動を活発にするので便秘を防ぐ働きもあります。
また腸内の有用細菌の繁殖を助け、有害物質を吸着して排泄する働きもあるので大腸がん予防に役立つと言われています。
選ぶときのポイントとしては2cmくらいの太さでスッと伸びた物、ひげ根の少ない物を選びましょう。リグニンは切り口に発生する性質があり、時間がたつ程増えます。調理のポイントとしては切り口の表面が多くなる「ささがき」をした調理法がおすすめです。また皮と身の間にうまみ、香り、薬効成分があるので、むかずにたわしでこする程度にしましょう。
余談ですが、皆さんはおせち料理に「たたき牛蒡」をなぜ入れるのかご存じでしょうか?
おせち料理に入る料理にはそれぞれに意味合いがあるのですが、「たたき牛蒡」は豊作の時に飛んでくる瑞鳥に色や形が似ていることから豊作を願って食べられるとされています。
食材や料理には色々な栄養素や意味があることを思いながら食事をとると病気知らずの年になるかもしれませんね。
本年もよろしくお願い申し上げます。
2011年1月1日