管理栄養士 豊川夏絵のコーナー

管理栄養士 豊川夏絵

管理栄養士がアドバイス

身体の内面からの健康づくりを食・栄養面からサポート。
食事の改善を必要とする方、栄養のバランスを整えたい方に
医師の指示箋のもと栄養指導・カウンセリングを行います。

栄養アドバイス

自分の食生活、見直してみませんか?
生活習慣と栄養摂取の現状を知ることから始めましょう。
食事日記より食事分析を行います。
食事日記に基づき栄養価計算した結果をもとに栄養アドバイスを行います。
自分の生活に見合った食事の量を知ることができます。

●ダイエットについてもお気軽にご相談ください。
健康的に、ひとりひとりの習慣に合わせて指導を行います。

旬の食材紹介

毎月旬の食材とその栄養素についてご紹介します。

5月旬食材紹介:サクランボ


数ある果物の中で「サクランボが嫌い」という人は皆さんの周りにいらっしゃるでしょうか?あまり聞きませんよね。

赤くて小さなハート形でほんのり甘酸っぱいサクランボは初恋の味に例えられみんなに好まれている果物ではないかと思います。 果物の代表格ではないけれどお子様ランチやクリームソーダーを絵に描いてみるとその存在は無視できない名脇役『サクランボ』についてお話したいと思います。

サクランボの主成分は糖質で、ほかにカリウム、リンなどのミネラルとビタミン類を含みます。 量的には多くはありませんが、まんべんなく含んでいるため疲労回復や美肌作りに役立ちます。 国産とアメリカ産のサクランボを比べると、アメリカ産の方が味も色も濃いので栄養価はアメリカ産の方が高いような気がしますが、 国産サクランボも負けてはいません。カロテンやビタミンCはアメリカ産よりも多く含んでいるのです。 アメリカ産のレッドチェリーにはアスピリンの10倍のパワーをもつ天然の抗炎症化合物シアニジンが含まれていることが判明しており、 痛風、リウマチ、神経痛の痛みを抑えると言われています。

今年は『国産』『アメリカ産』どちらのサクランボも味わいたいと思います。

2010年5月1日

4月旬食材紹介:エンドウ豆、グリーンピース


4月はエンドウ豆・グリンピースについてお話しようと思います。

野菜用のエンドウ豆には、若いさやを食べる「サヤエンドウ」と未熟果の身を食べる「グリンピース」、 さやごと食べられる「スナップエンドウ」があります。
完熟した豆を乾燥させたエンドウ豆には青・赤・白の3種類があり、わが国では青色エンドウが主流です。 多く含まれるビタミンB1は疲労物質をすみやかに排出する働きがあるので疲労回復に役立ちます。 鉄分も多く含まれ、貧血予防にも有効です。
血糖値の安定に作用する食物繊維は大豆より多く含み、不溶性の食物繊維は悪玉コレステロールを減らします。 不飽和脂肪酸も多く含むので動脈硬化の予防にも効果が期待できる食材です。

一方、グリンピースはタンパク質、糖質、ビタミンB群をはじめ、Cや葉緑素などの栄養素が豊富です。 ビタミンB群ではB1, B2 ,B6,ビオチン,コリンが多く新陳代謝を円滑にし、疲労回復を促します。 アミノ酸組成もすぐれており、リジン・アルギニン・アスパラギン酸などを多く含んでいます。

調理のポイントはエンドウ豆は外皮がかたいため、長時間水につけてもどす必要があります。この際、ビタミンB1などの水溶性の成分が流れ出てしまうのでつけておいた水は調理に利用しましょう。煮こぼすのは避けたほうが良いでしょう。 鉄分の吸収を高めるためには、タンパク質やビタミンCの多い食材との食べ合わせが有効です。グリンピースはできるだけさやつきの物を購入して調理の直前に剥いて使うのがおすすめです。缶詰は処理の過程で水溶性ビタミンがほとんどなくなっているので効用は期待できません。

写真のエンドウの花は私が庭に植えたものです。収穫が今から楽しみです。

2010年4月1日

2010年4月のお料理教室のお知らせです

4月24日(金)にお料理教室を開催します。今回は1食2gの塩分で朝食・昼食・夕食の献立を紹介するシリーズ第一弾です。

詳しくは、こちら

2010年4月1日

3月旬食材紹介増刊:牡蠣の食べ放題へ行ってきました

先月(2月14日)2年越しの念願かなって牡蠣の食べ放題へ行ってきました。
大きな鉄板にスコップで殻付きの牡蠣が撒かれ、お客さんがすべての牡蠣を表に返す作業を行い、 ふたをして待つこと約20分。焼き牡蠣の出来上がりです。
ジャーン♪

牡蠣が焼きあがるのを待っている時間以外はずっと牡蠣を開けては食べ、開けては食べを繰り返して90分。 時間があっという間に過ぎて行きました(笑)。
足元にはバケツいっぱいの牡蠣の殻。大満足でした。

お腹一杯になって帰る途中で、牡蠣に多く含まれる亜鉛には許容上限摂取量が定められていることを思い出しました。
今回、自分がどのくらいの亜鉛を摂取したか気になったので計算してみると
牡蠣1粒を約10g。私は20個ほど食べたので
10g×20個=200g  1度に200gの牡蠣を食べたことになります。
そうすると、エネルギーは120kcal、タンパク質は13.2g、脂質は2.8g、炭水化物は9.4g。
問題の亜鉛は26.4mg。許容上限摂取量は成人で30mgなので牡蠣を20個食べたくらいでは心配ない値でした。30個食べると39.6mgなので上限をオーバーしてしまいます。
通常の食事で過剰症を起こすことはありませんが、とりすぎた場合急性中毒や膵臓機能の異常を起こすので注意が必要です。
逆に普段から偏食だったり加工食品を多く食べている人は亜鉛不足に陥ります。亜鉛の不足は子供では成長障害を起こしたり、 成人では貧血や味覚異常、皮膚炎、うつ状態などが現れ、男性の場合は精子数を減少するなど性機能が低下します。
また、亜鉛は免疫反応にも関与しているので、不足すると免疫機能が低下し感染症にかかりやすくなります。
現代人にとっては亜鉛不足を心配しなくてはいけませんね。みなさんも亜鉛不足にならないように美味しい旬の時期に 牡蠣を味わってください。

2010年03月17日

3月旬食材紹介:蛤:ハマグリ


3月の行事といえば女の子の節句『ひな祭り』ですね。今月はひな祭りでの料理によく使われる蛤についてお話します。

蛤は北海道を除く日本各地に分布する馴染みの深い食材ですが、美味しいのは味だけでなく、女性には特においしい食材なのをご存じの方は少ないのではないかと思います。 蛤は貧血から味覚障害まで有効で、カルシウムや鉄分もたっぷり含んだ栄養源です。

カルシウムが不足すると、骨粗鬆症、腰痛や肩こりなどが起き、高血圧や動脈硬化の原因にもなります。 鉄は妊婦、授乳婦、痔の人、子宮筋腫や月経過多の女性などは積極的に摂取したい栄養素です。 そういった理由で蛤はカルシウムや鉄が不足しがちな現代女性には一石二鳥のおいしい食材なのです。 また亜鉛も多く含んでいるので味覚障害に役立ちます。

調理のポイントとしては、蛤の独特のうま味はアミノ酸のグリシンやグルタミン酸、グリコーゲン、コハク酸などが 豊富なためです。旬は晩秋から春にかけて。貝どうしをぶつけて澄んだ音のするものは鮮度の良い証拠です。 新鮮な蛤は生でも食べられますが、栄養を考えると加熱によって蛤に含まれるビタミンB1分解酵素の働きが抑えられる ので、火を通した方がいいでしょう。ただし、火を通しすぎると身が硬くなり、うま味も逃げ、 消化が悪くなるので注意しましょう。 あと、一度に食べすぎると吐き気や湿疹が出やすくなるので一度に食べる量はほどほどに。

2010年3月1日

2月旬食材紹介:牡蠣


2月は鍋料理には欠かせない『牡蠣』についてお話しようと思います。

牡蠣は「海のミルク」と呼ばれるようにとても栄養価の高い食材です。栄養成分としての働きはスタミナ不足の解消、病後・産後の回復、母乳の分泌などに効果があると言われてきました。

牡蠣のうまみの素は、タウリンやグリコーゲンをはじめとしてアラニン、グリシンなどのアミノ酸によるものです。 なかでもタウリンは、血中コレステロールを減少させたり、血圧を正常に下げる作用があるので、高血圧によって引き起こされる脳卒中、心臓病などの予防に役立ちます。

ミネラルのなかで格段に多いのは亜鉛と銅です。 亜鉛は、発育を促進し、傷の回復を早めてくれ、味覚を正常に保つ働きがあります。銅は、鉄を利用してヘモグロビンの合成を助け、貧血を予防したり、ビタミンCの利用を助けるといった作用があります。

調理のポイントは牡蠣は調理する前に、大根おろしか濃い食塩水で、汚れやぬめりを落とします。熱を通しすぎると身がかたくなり、風味も飛ぶので注意してくさいね。

2010年2月1日

第2回お料理教室のお知らせです

来る2月19日(金)に、管理栄養士・豊川によるお料理教室を開催します。

詳しくは、こちら

2010年2月1日

12月18日のお料理教室のご報告です

先日行われた第一回お料理教室の様子を“お知らせ”にアップ致しましたのでご覧ください。

詳しくは、こちら

2010年1月4日

1月旬食材紹介:お餅


あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

2010年初の食材紹介に選んだテーマは私の大好きな『お餅』です。
お正月と言えば、お餅を食べる方が多いかと思います。お雑煮、磯辺巻き、きなこ餅といった定番からチーズ餅や餅ピザといった洋風なものまで色々なバリエーションで楽しめる日本のスローフードですね。

さてこのお餅の栄養などについてお話したいと思います。

お餅は「もち米」から作られるわけですが、このもち米には、でんぷん・タンパク質・脂質といった栄養成分が含まれています。なかでも、でんぷんはもち米の栄養成分全体の76%を占めている栄養素で、人間の活動を支える大切なエネルギー源として効果を発揮する栄養素です。もちは消化のよい食べ物ですが、ゆっくりと消化されるため、血糖値が長時間安定し、いわゆる満腹状態が長持ちする利点があります。 寒さが厳しいと人間はカロリーを消費しやすいので、寒いお正月(冬)にお餅を食べたくなるのは人間の本能かもしれませんね。
ただ、ダイエット中の方は控え目にした方が良いですね。

もち1個(55g)・・・129kcal
ご飯(1膳150g) ・・・252kcal

ここからは私ごとですが、いつもの白衣を脱いで代わりに割烹着を着てお餅つきをしてきました。 お天気も良く最高の餅つき日よりでした。

米粒がお餅になるまではなかなかの力仕事でばっちり筋肉痛になりました。日ごろの運動不足を実感。反省です。。。

苦労の甲斐あって美味しいお餅が沢山できました♪やはり杵つきは一味も二味も違うので、みなさんも是非機会があれば今年のお餅は搗いてみることをオススメします。

2010年1月4日

12月旬食材紹介:ユズ(柚)


12月22日は『冬至』ですね。この日にユズ湯に入り、冬至粥(小豆粥)やカボチャを食べると風邪をひかないといわれています。
12月はユズについてお話したいと思います。

ユズは栄養満点の柑橘類です。皮の外側にはリモネン(精油成分)とベータカロチンが多く含まれています。リモネンは血行を良くして体を温め、βカロチンは粘膜を強くして風邪の予防になります。また、皮の内側の白い部分はヘスペリジンといって、毛細血管を上部にして動脈硬化を予防する成分が含まれています。

皮のビタミンCはレモンの2倍もあり、皮に100g中150mg含まれていますが、みかん1個30mgに比べてもその含有量の多さはわかります。さらに果肉(果汁)にはクエン酸がみかんの3倍含まれ、リンゴ酸・ビタミンC・ペクチンも豊富です。疲労回復、利尿作用、整腸作用、コレステロールを抑制する等の働きがあります。ことにクエン酸とビタミンCは消化吸収を助け、善玉菌を増やすので整腸効果は抜群です。

今年はユズをお風呂に入れるだけでなく、皮ごと食べて風邪やインフルエンザを撃退しましょう!

ユズを皮ごと食べるには蜂蜜漬けがオススメです。薄くスライスして蜂蜜に付け込んでできあがりです。そのまま食べても美味しいですが、適量をお湯で薄めてハチミツドリンクにすると、ゆずならではの香りが楽しめます。この時、皮も一緒に入れて食べましょう。

2009年12月1日

11月旬食材紹介:カキ(柿)


11月はカキ(柿)についてお話します。 いろいろな果物が出回る秋ですが、カキが日本古来の果物で『柿』という漢字も 日本の国字なのをご存じでしょうか?

日本の風土に根付いた庶民的な果物ですが、その栄養効果には驚きが。 「柿が色づくと医者が青くなる」ということわざがありますが、それはカキにはビタミンCが豊富で、 万病のもとといわれる風邪を予防するからです。 果実1個には温州みかん3~4個に相当するビタミンCが含まれ、カロテンも多く、これらの相乗効果でウイルスや 細菌に対する抵抗力を強めて、粘膜を強化するので風邪予防の他、肌荒れ防止にも効果が期待できます。 今年はインフルエンザが猛威をふるっているので、食後にカキを定番にするといいかもしれませんね。

それに、驚きの効果はもう一つ。
11月はボジョレーヌーボー解禁、12月は忘年会などお酒を飲む機会が増える時期でもありますね。 そんな時に、カキは力を発揮してくれます。 なんと、カキはシブオールという成分と、アルコールデヒドロゲナーゼという酵素を併せ持ちアルコールを分解 してくれて、同時に二日酔いも治してくれるのです。 お酒好きには心強い果物ですね。

ただし、注意すべきことも。
カキは消化がよくないうえ、体を冷やす作用があるので、胃腸が冷えやすい人や病後、産後の人は控えめにしましょう。 お酒好きには心強い果物ですね。

2009年11月1日

10月旬食材紹介:サンマ


10月はサンマについてお話します。
旬を迎えたサンマは魅力がいっぱいの食材です。
まず、サンマのタンパク質は非常に良質で、牛肉に匹敵するほどの栄養価をもっています。
それにサンマの魅力は脂にもあります。この脂にはIPAとDHAがたくさん含まれています。 IPAは脳卒中や高血圧、動脈硬化、心筋梗塞を予防したり、脂質異常症を改善したりします。 DHAは脳細胞を活性化させるので、高齢者なら痴呆防止に子供には学習能力や記憶能力の向上に 役立つのではないかといわれています。
血合いのレチノールが粘膜を守り、ビタミンB12が貧血を予防してくれます。


いいことづくめのサンマですが、注意すべきことがあります。 サンマの脂は時間の経過とともにどんどん酸化され、過酸化脂質にかわっていきます。 鮮度が落ちたものを食べると、蕁麻疹が出たり、下痢になったりします。アレルギー体質の人も多食すると、 蕁麻疹が出ることがありますのでご注意ください。

サンマの一番ポピュラーな調理法といえば、塩焼き。脂の中に薬効成分がたっぷり含まれていますから、 焼く過程で落としてしまうのはもったいない話。塩焼きにするときには、遠火の強火で手早く焼きましょう。

2009年10月1日

9月旬食材紹介:コメ~

9月はお米についてお話します。

ダイエットの大敵とされがちな『コメ』ですが、元来日本人はこの『コメ』を主食としてきました。日本人にとって一番大切だから『主食』なのです。
その主食を食べない間違ったダイエットを行うことでどんどん痩せにくい体を作ってしまうのです。研究では炊いたご飯を食べる時に噛んで粒状になった米が、腸に送られ、食物繊維と同じ働きをすることもわかっています。
さらに、血圧の安定に有効に働くギャバという物質も含んでいます。
これらの働きにより、便秘の解消、高血圧予防に有効です。白米は亜鉛の供給源としてもおおいに役立ちます。
ご飯はとくに朝食に食べるのがベストです。ご飯には体温を上昇させ、脳を活発に働かせるブドウ糖とタンパク質が含まれているからです。ご飯は長時間にわたって血中にブドウ糖を供給するので、スタミナが持続するので1日のスタートを切る朝食には打ってつけの主食と言えるのです。

~稲刈り体験~

8月25日に稲刈りを見学してきました。
コンバインで稲を刈り、乾燥機で乾燥させた後、もみを取り除き玄米に加工し出荷するそうです。一連の作業は炎天下の力仕事。農家の方の大変さ、お米のありがたさを実感する体験でした。

コシヒカリです。青い空に黄金色の稲穂。美しいですね。

コンバインで刈り取ります。この日の作業は約1反。

もみつきコシヒカリ。おいしい新米となる日が楽しみです。

2009年09月01日

8月旬食材紹介:豚肉


8月は『豚肉』についてお話します。

豚肉に含まれるビタミンB1の含有率は食品全体の中でもトップクラス。豚肉を一日100g~150g程度食べれば一日のビタミンB1の所要量を取ることができます。

ビタミンB1は別名「疲労回復のビタミン」ともいわれ、糖質をエネルギーにかえるときに不可欠な栄養素です。それからアルコールが分解されるときにも、ビタミンB1が多く必要とされます。

ビタミンB1が不足すると、体力気力が低下して慢性的な疲労感や眠気を感じたり、情緒不安定をまねくほか、食欲が落ちたり、手足にしびれが生じることもあります。最悪の場合は『かっけ』になってしまいます。
今年のバーベキューには疲労倦怠や夏バテ、イライラ、ストレス解消はもちろん、お酒好きにはかかせない食材『豚肉』を焼いてみるのもいいかもしれませんね。

2009年08月20日

7月旬食材紹介:スイカ


7月は暑気払いの代表選手スイカについてお話します。
スイカはアフリカ西南部を原産地とし、日本への渡来は16世紀頃です。
西から伝わった瓜という意味から「西瓜」の文字が使われます。
スイカの90%は水分。赤い色はカロテンの一種リコピンによるものです。その他カリウムなどのミネラルやビタミンB1、B2、Cを含有しています。
スイカの利尿作用は有名ですが、これはカリウムを多く含み、さらに尿を生成するシトルリンとアルギニンというアミノ酸も含むからです。利尿作用により、膀胱炎や腎炎、ネフローゼ症候群といった腎臓病はもちろん、高血圧や妊娠時のむくみを取り去ることができます。


スイカを食べる時に出す面倒くさい種。
実はタンパク質や脂肪が多く、ほかにビタミンB群・Eも含んでいます。脂肪は血液をサラサラにする効果があるリノール酸でこれにビタミンEの働きも加わり、動脈硬化や老化防止に効果を発揮します。
中国では乾燥させた種子に味付けをして前菜などで食べられています。しかし、種子を目的とするスイカの果肉は甘みが少なく苦味があるなど、生食に向きません。 ご家庭で食べられているスイカの種でも少なからず効果が期待されるので、この夏は種も食べてみてはいかがでしょうか?

2009年07月1日

6月旬食材紹介:鮎


6月は鮎についてお話します。
姿、味、香りのよい鮎は、川魚の王といわれています。
旬は6月から9月で川を下って産卵する秋の『落ち鮎』は特に珍重されます。
栄養成分としての働きには筋肉や皮膚、血液を作るたんぱく質が多く含まれているほか、
骨を強くしたり神経を安定させるカルシウムも豊富です。


鮎初心者は残しがちなハラワタには視力や粘膜を健康に保ち、病気の回復を早めるレチノール(ビタミンA)が多く含まれます。
これからが美味しい鮎。
今年は栄養成分も頭の隅において楽しんでみてはいかがでしょうか?

2009年06月1日

5月端午の節句:柏餅



なぜ、端午の節句に『柏餅』なのか疑問に思ったことがありますか?
今月はこの疑問に答えたいと思います。





ある一説に柏の葉は、新芽が出ないと古い葉が落ちないという特徴があるので、「子供が産まれるまで親は死なない」すなわち「家系が途絶えない」という縁起に結びつけ、「柏の葉」=「子孫繁栄」につながるので端午の節句に柏の葉を使ったお菓子を作ったという事のようです。

2009年05月5日

4月旬食材紹介:タケノコ ~タケノコ掘り~

4月12日に神山へ筍を掘りに行ってきました。
今回で2年目なので、準備万端!
筍をたくさんゲットして帰ろうと息子と固く約束をし、
いざ!竹藪へ!!
山を歩き回って2時間弱。
見つけたのは、大・中・小の筍3本だけでした。

疲れ果て、帰宅後に筍を茹でる気にはなれず、 次の日に筍3本を大鍋に入れて茹でました。
ぬかを買い忘れていたので、ぬかナシで・・・。
結果はもちろん、えぐ味が強く食べられた物ではありませんでした。

筍の灰汁の強さと、先人の知恵を軽視してはいけないという事を 肝に命じる体験になりました。(汗)

2009年04月29日

4月旬食材紹介:タケノコ

【下茹での方法】

タケノコは採ってから時間がたつほどアクが強くなりますので、買ったらできるだけ早く調理しましょう。 アクを抜くために米ぬかと赤唐辛子(2~3本)を入れて下ゆでするのが一般的。 米ぬかが無い場合は米のとぎ汁でゆでます。

小さなタケノコで、採れて1日以内ならほとんどアクが無いので、真水でゆでるだけでも十分です。

タケノコの皮の先端を斜めに切り落とし、皮に縦に切れ目を入れて水から一時間以上ゆでます。 ゆであがったらそのまま冷まします。 淡竹、真竹をゆでる時は、割れないように節に金串などで穴をあけておきます。

採れた当日のタケノコが手に入った場合は焼き筍が美味。 皮ごとアルミホイルでくるんでオーブンで焼きます。直系が10cm程度の小型のもので、250度30分程度。 また、一度ゆでたタケノコも、焼いて焦げ目をつけると別の味わいが出ます。

【栄養素】

特徴的なのはチロシンというアミノ酸が大量に含まれていることです。 筍をゆでた時に出てくる白い成分はチロシンです。

たけのこは食物繊維の豊富な食材です。 食物繊維は便秘の症状を改善するほか、血糖値の上昇を防ぎ、コレステロールの排出を促す働きがあり、大腸がんや糖尿病、高血圧、動脈硬化を予防する効果があります。 さらに食物繊維は、胃や腸の中で水分を吸収して膨らみ、満腹感を与える作用から過食を防ぎ、ダイエットにも効果的です。

また、たけのこは、食物繊維以外にもカリウムを多く含んでおり、体の水分バランスを整え、ナトリウム(塩分)の排出を促す作用から、むくみの解消、高血圧の予防に効果的です。

たけのこはカロリーが低く、食物繊維をたっぷり含んだ食材であり、ダイエット中や便秘の方にぜひおすすめしたい食材です。

2009年04月25日