コラム

いろいろなトピックを提供します。

コラム4:アトピー治療におけるカウンセリング

私がこおりクリニックを開業する前の病院でのお話。

明石病院の水治療の評判を聞いて関東や九州から、また私の担当ではありませんでしたが、遠くは北海道からも治療に来られた患者さんがいました。

遠方はるばる来られるわけですから毎週通院するというわけにはいかず、一ヶ月に一回だったり、四国から海を越えて2週間に一回がんばって通院している人もいました。

その貴重な来院時にはじっくり時間をとってお話をしました。

くちコミで来られる患者さんはいろいろなところをまわった末に水治療がよいと聞いてすがるような思いで、また切羽つまって来られる方が多いのです。

水治療がアトピーに効果があるとはいえ、短時間で目に見えてよくなるというものではありません。

明石病院に来られるまでにステロイドを使っていた患者さんはなおさらのこと、効果があらわれるまでには時間がかかります。

一方患者さんの要求はエンドレス。すぐ効果が出てほしいと思うのも仕方がないのですが、どうしても腰をすえて治療するという心の余裕がなく病院を変わってしまうことも多いのです。

そこでじっくり話をすること、カウンセリングが大切なのです。

当然患者さんにもいろいろな性格の方がおり、多くの方が試行錯誤がまだ結果に結びつかず疑心暗鬼になっているという難しい状況、

病院側でも水の専門知識をもつ先生、精神科の先生、栄養士、心理士と数人の先生が一人の患者さんの相談にのり、

アトピーという病気のこと、水の使い方もよく理解してもらって治療を続けてもらいます。

私自身、複数の医者、スタッフで一人の患者さんの相談にのることの重要性を悟ったためこおりクリニックでも医者が一人で診察して終了、というのではなく心理面、栄養面いろんな面で支えてよくしようという思いでスタッフに栄養士、心理士の資格をもつ人に入ってもらっています。

医者に聞きやすいこと、医者には聞きにくいけど他の人には聞きやすいこともあると思います。

アトピーで皮膚がぼろぼろになってしまい外出を控えてしまう人がいます。水治療の効果で治りはじめたら外に出られるようになった人もいます。

逆にカウンセリングで精神的に気が楽になり、アトピーを気にせず外出していたらアトピーがよくなったという人もいます。

アトピーという病気は精神面、つまりストレスが大きな原因となっていることがわかっています。

病は気から、病の治癒も気からということも言えると思います。

ぜひ当院にご相談ください。

2007年10月17日