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アトピーについてアトピー性皮膚炎は痒みのある湿疹が長期間続く皮膚炎で、主に皮膚のバリアー機能が障害されて炎症を起こします。 近年増加傾向にあり個人差が大きいため、治療効果をみながら根気よく治療する必要があります。 当院ではアトピー疾患について、ステロイド製剤などの副腎皮質ホルモン類の使用を極力抑え、強酸性水などの電解水も利用しながら、心理・食事療法等の側面も注意深くサポートすることを基本方針にしています。 アトピー性皮膚炎とはどのような病気ですか?正常な皮膚の表面は角質層で覆われており、角質層の間を角質細胞間脂質と呼ばれる脂質で埋められ、これらが皮膚のバリアー機能に重要な役割を果たしています。 患者の多くは次のアトピー素因を持ちます。
アトピー性皮膚炎の診断基準
上記1.2及び3の項目を満たすものを、症状の軽重を問わずアトピー性皮膚炎と診断します。そのほかは急性あるいは慢性の湿疹とし、経過を参考にして診断していきます。 アトピーの現状を教えてくださいアトピー性皮膚炎で悩む人は全国で人口の10%以上だとも言われます。少なくとも1,000万人以上の人がアトピーの症状に悩まされていることになります。 水治療とはどのような治療法ですか?強酸性電解水生成器でつくられた「強酸性水」を一日に数回患部に塗布し、また入浴後も患部に塗布していただきます。
強酸性水には強い殺菌力と炎症を抑え皮膚の再生を促進する効果があります。 強酸性水はどこで入手できますか?診察後、当院にてお渡しします。 アルカリイオン水を飲用するとアトピーによいと聞きましたが家庭用のアルカリイオン生成器も多数出ており、最近は患者さんからアルカリイオン水に関するご質問もよくいただきます。 アルカリイオン水を飲用することで腸からの消化吸収がよくなり、全身の血管、組織に水が効率よく循環します。この時、抗酸化物質が体のすみずみまで運ばれ活性酸素の発生をおさえてくれます。 この働きがアレルギーやがん細胞をおさえたり、生活習慣病をおさえたりアトピー性皮膚炎にも効果があると言われています。 アルカリイオン水の飲用に関するご質問も受けていますのでどうぞご相談ください。 なぜステロイド製剤の使用を抑えるのですか?腎臓の上に三角の形をした臓器が副腎ですが、ここから分泌される副腎皮質ホルモンは生命の維持に非常に重要な役割を果たしています。 ステロイド製剤は、炎症をおさえる効果があり、医師の指導で使えば危険性はありません。 そうなると、副作用がおこる心配があります。例えば、皮膚が萎縮、色素が沈着、皮膚が厚く、また赤黒くなったりします。 さらに慢性化すると感染しやすくなり、皮膚面がじゅくじゅくと膿んだりウミや浸出液(いわゆる汁)が出やすくなり、また同じ薬を使うことで接触性皮膚炎になり易くなります。 さらに大量に薬の使用を続けると副腎不全などに陥り、本来副腎がもっているホルモンをつくる機能が低下してしまいます。 また、急にステロイド製剤の使用をやめると、リバウンド現象といって前よりアトピー性皮膚炎がひどくなったり全身の感染症を起こしたり、皮膚がほてって真っ赤に腫れ上がり、かぶれや熱の原因になります。 このような事態を考え、適正な外用薬の指導やステロイド製剤の使用を抑える方針をとっています。 精神科的アプローチ、カウンセリングを重視しているのはなぜですか?アトピー発症の原因として、遺伝や環境、薬や化粧品、ハウスダストなどの他に「ストレス」も大きな因子であると考えられています。 例えばアトピーがかゆくて患部が広がっていくと、夜眠れない、イライラする、顔に症状が出ると人にさらされているように感じたり、また何気ない言葉に悩まされたりします。 また患者さん本人だけではなく、小さなお子様がアトピーを発症した場合、お母さんもまわりから責められているように感じ悲しんだり、また母乳で赤ちゃんに発症することを心配して食事制限によるストレスを感じたりということもあり、心のケアも重要です。 |